当委員会は、交通安全対策の提案ならびに調査研究、交通安全施設の保全ボランティアを通じて交通事故の抑制、会員各社の安全啓蒙を行うことを目的として日々活動しております。また賛助会員、メーカー各社からの新技術、新工法の日々の情報をお伝えしたいと思います。
自動車の自動運転の実用化と普及に向けて交通安全施設の重要度も高まってきており、整備を進めるためには、現状を把握する事が急務となっております。
しかしながら道路上での調査作業では、通行車両との接触などの懸念があるため、安全確保のために交通規制を行なう場合があります。
また撮影箇所や評価範囲は、調査員の主観によって選択されることから、結果のばらつきや過剰評価の可能性が指摘されることがあります。
そこでIT技術の活用により、インフラ整備に求められている“簡単かつ定量的”な診断を実現するAIシステムを利用することにより、それらの解消を技術研修会にて提案を致しました。
スマートフォンを利用し、車両にセットし走行中に自動撮影を行います。その撮影データによりパソコンの診断ソフトで剥離率の判定を行い、GPSデータと地図上に表記を行います。
スマートフォンで撮影
AI自動診断
地図に表示(パソコン画面)