2019年大津市で起きた未就学児童を含む交差点での事故の後、各地で歩行者安全対策が進んでおります。防護柵・高欄・フェンス部会においても、事故後、歩行者安全の為の、様々なご提案を協会員一同でさせていただいております。まだまだ対策が必要な場所もございます。
これまでの提案を基に、実例報告をさせていただき、さらなる対策の参考としていただければと思います。
交差点コーナー部や一般部の車両から歩行者を保護する車両用防護柵です。
従来型のガードレールから変更することにより、ドライバーからの視認性も確保し、歩行者の安全性が高まります。
①安全性を向上する視線誘導機能
②ボルトや支柱突起が少ない形状
防護柵の設置基準・同解説(平成28年12月改訂)の生活道路用柵に準拠した歩行者用の保護を対象とした防護柵です。景観を阻害せず車道側から歩行者を確認しやすいデザインです。
①スリムな構造で車両衝突を考慮した設計(防護柵の設置基準・同解説準拠)
スリムな断面幅(w155mm)で生活道路など幅員が狭い道路に設置しやすい構造です。ブロックアウト構造で歩行者などを車両の衝突から保護します。
②反射体で夜間線形誘導
車のヘッドライトを反射する(オプション)により、夜間の安全対策に配慮しております。
一般国道247号(西尾市一色町一色新田地内)
一般国道247号(西尾市一色町赤羽地内)
東京都杉並区 2020年12月
東京都中野区 2019年12月
岩手県釜石市 2020年12月