昨今、自転車は身近な交通手段として、また健康や環境への意識の高まり等を背景に利用ニーズが高まっていますが、交通事故全体に占める自転車関連事故の割合は拡大傾向にあり、深刻な社会問題となりつつあります。このような現状に対し国土交通省は警察庁と連携し、平成24年11月29日各地域において、道路管理者や都道府県警察が自転車ネットワーク計画や整備の徹底を進めるためのガイドラインを策定しました。
ガイドラインは大きく分けて、以下の4つのポイントにより形成されています。
このポイントの中で上段2つの「自転車通行空間の計画」「自転車通行空間の設計」については、我々専門業者としての技術提案を積極的に行っていきたいと考えております。計画や設計に関するフロー図は次の通りです。
これらの整備を進める上で、自転車通行空間においては路面のカラー化やピクトグラム等の標識や路面標示の設置また車線分離標の活用など我々の得意とする対策か必要とされております。そこで、今後はそれぞれの整備環境に即した有効的な技術提案を積極的に行ってまいります。