「道路標識の取替え基準書」
「道路標識の取替え基準書」を作成いたしました。写真を数多く盛り込んだわかりやすい基準書となっております。
全体を「単柱式・複柱式」、「大型標識」、「地点名標識」に分類し、全10ページにわたり、写真と共に取り替え緊急度をランク1~3で紹介。また、ポイントごとに「LOOK!! ワンポイント」のコーナーを設け、反射の種類と特性や、地際腐食の促進要因、地際部の腐食の肉厚測定例など、技術的に役立つ情報も掲載。大変わかりやすい構成となっております。平成24年度は技術研修会を始め、多くの場所でご紹介をさせていただきました。
現在、全国道路標識・標示業協会 愛知県協会のホームページからもご覧いただけるようになっております(平成24年9月24日更新の「各種出版物」ページの下の方の〈その他の資料〉)。まだ見ていないという方は、ぜひご覧になってみてください。
本年度も4月、5月の仕事の少ない時期に、協会員で老朽化した安全施設及び危険個所の調査・点検を実施しました。標識管理システムの老朽化の激しい不良標識一覧表のうち、県下1,376本の老朽化した標識を点検実施いたしました。
特に今年は、平成25年2月に国土交通省道路局より各自治体に対して「道路ストックの総点検」の指示が出され、老朽化したインフラの一斉点検とも重なり、時間をかけて全路線の調査を実施いたしました。
国土交通省は平成24年10月29日付けで、建設業法施行規則に基づく登録基幹技能者講習に「登録標識・路面標示基幹技能者講習」を登録をしました。これを受けて、全国道路標識・標示業協会は平成24年12月3日~8日にかけて第1回登録・路面標示基幹技能者講習・試験を開催し、全国で標識が93名、路面標示93名が合格しました。
中部支部管内では標識25名、路面標示25名が合格し、専門工種のマネジメント能力に優れた「スーパー職長」も誕生しました。