平成22年度事業計画
昨年の県下の交通事故死者数は一昨年より32人減少しましたが、残念ながら5年連続全国ワースト1という不名誉な結果に終わりました。当協会は昨年、愛知県交通安全推進協議会会長の神田知事様より交通安全功労団体として会長表彰を賜り、会員一同交通事故抑止に向けより一層の貢献を誓ったところであります。平成22年度も会員の総力を挙げて、交通安全県民運動に積極的に取り組むとともに、交通安全施設の整備を通し交通安全に貢献してまいりたいと思います。
更に「子どもを守ろうプロジェクト」においては昨年全国交流会を開催し、子供を犯罪や交通事故、災害から守る運動が名実ともに全国に大きく展開されつつあります。本年も防犯少年団「KONOHAキッズ」への
支援を継続するとともに、新たに愛知県「児童生徒等見守りネットワーク」へ参加し、未来を担う子供たちの安全確保に寄与してまいります。
災害対策としては予想される東海大地震に備え、本年度も当協会の「非常災害時保安機材供給ネットワーク」の体制を整え地域防災訓練を実施し、また一宮市で開催される愛知県総合防災訓練にも参加してまいりたいと存じます。
社会に貢献する協会として主に以下の活動を展開してまいります
- 交通安全への貢献
交通安全施設の専門工事業者団体として、平成22年度も引き続き安全技術の研究普及・危険箇所の調査・交通事故低減への提案など総力で行うと共に、交通安全県民運動に積極的に参加し県下の交通安全に貢献してまいります。
- <子どもを守ろうプロジェクト>の事業継続実施
- 各自治体への子どもを守る安全施設の普及をめざしPR活動を行ないます。
- 愛知県警察本部が設置した防犯少年団「KONOHAキッズ」への協力を行い、子どもたちの防犯活動を支援します。
- 「子どもを守ろうプロジェクト」本部全国展開推進に協力するとともに、全国各県協会と連携し同プロジェ
クトの全国展開を推進します。
- 愛知県教育委員会の「児童生徒等見守りネットワーク」に参加し、児童生徒の安全確保に協力します。
- 非常災害時の体制整備
- 「非常災害時保安機材供給ネットワーク」の地区別出動班による地域ごとの訓練を実施し、非常災害時の出動に備え体制を整えます。
- 愛知県総合防災訓練へ参加し、関係機関とともに地域防災に貢献します。
- 愛知県建設部の備蓄する災害用保安機材の被災場所への設置協力を致します。
- 緊急輸送道路の整備への提案、協力を行ないます。
- その他の公益活動の継続実施
平成8年から実施してきた交通安全対策事業や交通遺児基金事業などの継続実施(15年目)を致します。