当委員会は、交通安全対策の提案や調査研究及び、交通安全施設の保全ボランティア等を通じて交通事故の抑止、会員各社の交通安全意識の向上を図ることを目的として活動しております。具体的活動としまして愛知県下9建設事務所管内のカーブミラー、路側標識の清掃点検ボランティアを実施しております。
本年度も10月3日から10月17日までの間、会員47社が参加のもと県下9建設事務所管内においてカーブミラー及び路側標識の清掃、点検ボランティアを実施いたしまた。建設事務所担当者様と事前協議を行いご希望や指定路線を伺いながら進めてまいりました。当日は担当幹事を中心として安全ミーティングを実施し3~4名1組になり安全第一で作業を行ないました。
山間部に入りますと、カーブミラーが樹木の枝で遮られていたり、鏡面にコケなどが付着して見えにくいものがありました。それらを見えやすい状態にし安全な視界を確保することによりカーブ地点での事故防止に少しでも役立てばという思いで作業を行いました。また同時に支柱や取付金具の状態を点検し、倒壊や落下事故の危険性を除去や軽減を図りました。
交通安全施設が十分に機能する状態で保全されることは、交通事故抑止には欠かせない条件であると考えます。しかし過酷な自然条件の中においては行政側の努力だけでは追いつかないところもあります。そのような部分をわれわれ利用者が自らの手でお手伝いすることで、「安全施設の保全」と「安全意識の高揚」の2つが得られるということは、とても意義深いことであります。50社の会員それぞれが安全意識の高揚を図りつつ今回のボランティアを無事に終えることが出来ました。参加頂いた会員各社の皆様へ感謝申し上げるとともに、この意義深い活動を更に質の高いものにしていけるよう今後も努力してまいります。