平成23年度は愛知県協会として今まで取り組んでいた「子どもを守ろうプロジェクト」を組織強化並びに活動の円滑化を考慮し新委員会を起ちあげました。
その新組織にて機動力を生かし蟹江町立新蟹江小学校に於いて通学路を中心とした大規模な施工寄贈を行いました。
まずは通学路を明示する「みどりの線」それに伴う標識板、通学路付近の路面標示の明確化及び路面貼付シート等の施工寄贈を計画、提案し施工までを地域幹事の多大なご協力の下、協会員及びプロジェクト委員にて行って参りました。
生徒たちと共にシートの貼付作業
大半の施工に関しては子ども達の安全を考慮し夏休み期間を利用して行いましたが貼付シート等、子ども達の安全意識を啓発するために我々と一緒に施工をして安全を呼びかけてきました。
平成23年9月13日に今回の施工寄贈の贈呈式を新蟹江小学校の校庭にて行って参りました。
児童の参加者は5年生生徒全員と蟹江町長様ほか学校関係者の皆様で行いました。
子ども達から当協会長に「これからは安心して歩けます。」とお礼の言葉を頂きさらに子ども達が安心してみどりの線上を歩く姿が地元紙に掲載され我々の施工寄贈が機能を開始しました。
各地に於いて通学路に車がつっこむ悲惨な事故が続く中、完全に防護出来る物ではありませんが出来ることからという意味で当協会の行った施工で一人でも多くの子どもを守ることさらにみどりの線を見て一人でも多くのドライバーが徐行をして悲惨な事故が未然に防ぐ事が出来ればと思い今回の施工を振り返りました。
施工寄贈を終えしばらくしたところで地域幹事を通じ朗報が入りました。
今回のボランティア活動について蟹江町長「横江淳一様」より感謝状をいただけることになり平成24年10月5日に愛知県協会長と地域幹事、一部の委員で出向いて参りました。
蟹江町長からは「安価で早く交通安全に適応できるカラー標示は今後も採用していきたい」と高い評価のお言葉を頂きました。子供たちを見守る町長様の真摯な姿を伺えることができました。私達も微力ですが、子どもたちの安全に寄与することができ嬉しく思いました。
最後になりますが平成24年度も危険な通学路についてカラー標示を中心とした安全対策を提案し施工寄贈を行っていこうと計画をしております。
これについては前章にも書きましたが子ども達を完全に防護出来るわけではありませんが今すでに危険な通学路に早期の対策というカラー標示等を多く広め、事故抑止の一助になることとまた多くのドライバー並びに子ども達を見守る大人に「みどりの線は通学路」という意識を持って頂き一人でも多くの子ども達を守って行きたいと思います。
明るく元気な生徒たち
みどりの線を歩く生徒たち