寄贈された路面用シート
子どもを守ろうプロジェクトのテーマは、交通安全、犯罪、災害の三つから子どもを守ろうということで、今年のテーマは災害に着目しこのテーマでボランティア活動を行うことといたしました。
対象は愛知県丹羽郡大口町にて新しくなった避難所、中央公民館への避難誘導路の整備を行いました。
その内容は大口町役場を避難場所として間違えてきてしまった避難者を中央公民館に適切に、また安全に誘導するためのアイテムの設置を行いました。誘導案内には停電時も発光するソーラー照明式誘導標識、歩道上に避難場所を明示する誘導案内シート、飛行機の滑走路のように光る緑の自発光鋲これらの設備を誘導路の適切な位置に設置をしてまいりました。
避難誘導のための路面用シート
寄贈された
ソーラー式避難誘導標識
大口町では発刊している防災マップ(洪水、地震)に中央公民館を記載し避難所と定めております。
中央公民館は避難所となるべくソーラーパネルの新規設置を行い停電時の電力供給に備え、貯水施設の新設及び地震に耐えうるよう耐震補強工事を行いました。相当数の避難者を収容できることから前述にもありますように町役場等を避難所と間違えてしまう避難者を設備の整った中央公民館へと誘導する必要があります。
災害が起こらないのが何よりですがもし起きてしまった場合、適切にまた安全に中央公民館への誘導が施されるよう誘導路の整備に協力をいたしました。
贈呈式のようす
平成28年8月25日に鈴木大口町長に今回の避難誘導案内の設備寄贈に関し目録の贈呈並びに現地において設備の説明を行ってまいりました。特に緑の自発光鋲については大変感動をされ今後の発注にも繋げていきたいとのことでした。誘導設備全箇所を鈴木町長と一緒に歩き確認をしていただきました。
目録の贈呈と同日ですが当協会に対し鈴木町長から今回のボランティアに対する感謝状を頂戴いたしました。
鈴木町長からは当協会の取り組みに対し高く評価するとともに大変感謝をしておりますとのお言葉を頂戴いたしました。
最後に鈴木町長は大口町は過去に大きな災害がない街で油断をしているところがあるが今回の避難誘導施設の寄贈により改めて気を引き締めて災害に取り組んでいきたいとおっしゃっていました。ありがとうございましたというお言葉を頂戴いたしました。