今回のボランティア活動は額田郡幸田町で実施いたしました。子どもを守ろうプロジェクトは交通事故、犯罪、災害から子どもを守ろうという観点で活動を行っています。
その中で今回は近年発生が危惧されている南海トラフ地震を想定しテーマの一つである災害に注視し「災害から子どもを守ろう」ということで避難誘導路案内を行いました。
幸田町は、三河地区の中南部に位置し、東部の遠望峰山の439mを最高に東部と南西部に100m〜400mの丘陵が続き、広田川を中心に平野が広がっています。温暖な気候に恵まれ、緑豊かな自然に抱かれた美しい町です。その幸田町の中心をJR東海道本線が縦断しており、相見駅、幸田駅、三ヶ根駅の三つの駅があります。
今回は、幸田町の北部に位置します相見駅からの被災者の災害避難経路案内のボランティアを行ってまいりました。
平成31年2月1日に施工を行いましたボランティアの概要ですが、幸田町の相見駅からの被災者を、幸田高校、北部中学校ヘ誘導するための避難誘導路の案内を施工いたしました。
相見駅の東側から東方向に路面貼付シートで誘導し、交差点に幸田高校と北部中学校への経路を示す避難誘導標識(片面)を設置しました。
また、各避難所への誘導には、随所に車線分離標を利用した子ども目線でわかる誘導標識及び自発光鋲にて案内を行いました。
今回の標識及び自発光鋲の素材には、一切電力を使わない畜光式の素材、昼間に光を貯めて夜に光を放出する素材を使用し、完全停電に備えました。
今回設置した「避難路誘導標(両面)」(蓄光式素材)
今回「相見交差点」に設置した「避難路誘導標識」(蓄光式素材)
今回設置した「避難路誘導路面シート」
平成31年2月13日、今回のボランティアの概要について、成瀬幸田町長に説明と目録の贈呈をしてまいりました。
成瀬町長からはお礼のお言葉と、住民が逐次増える幸田町に適した災害誘導案内施設なので助かりました、と今回のボランティアについて賞賛のお言葉をいただきました。