平成19年11月14日、前山会長と本多交通安全運動事業委員長に同行し、「財団法人 東海交通遺児を励ます会」を訪問し、寄付活動を致しました。継続しているこの寄付活動は、今年で11年目になりました。事務局長の馬場秀樹常務理事様より、ご丁寧なお礼のお言葉をいただくともに、交通遺児の現状や励ます会の活動について、お話をお聞きしました。励ます会は、昭和44年3月に発足し、現在民間からの寄付のみで運営されているのは、全国においてこの会のみとのことです。交通事故で亡くなる方は、全体の90%以上が父親で、残された遺族、特に母親のショックが大きいため、会では遺児への無返済の奨学金、子ども達の夏のカヌーキャンプ、励ます各種催し、会報「はばたけ」の発刊などに加えて、母親の心を癒すカウンセリングも行っています。
各種催しの中でも、夏のカヌーキャンプは、子ども達だけが参加し、大学生のボランティアと共に3日間を過ごし、たくさんの楽しい思い出を作ります。今回は、そのサマーカヌーキャンプの写真と、参加した中学3年の女生徒の作文をご紹介します。今後も寄付活動を継続し、一人でも多くの交通遺児のお役に立ちたいと願っています。
サマーカヌーキャンプの様子
(左から)前山会長 馬場事務局長、本多委員長
私は今回で六回目の参加でした。
私はカヌー体験や今までにできた友達に会うこと、キャンプの新メンバーに会うことなどをずっと前から楽しみにしていました。
初日はみんなと仲よくできるか少し不安だったけど、行きのバスからすぐに仲よくなれました。ホテルではみんなでトランプをして遊びました。特に「スピード」が楽しかったです。
カヌー体験の初日はあまり遠くへ行かず、沖に近い所で増やし鬼をしました。二日目はだいぶ遠くへ行きました。途中、水がきれいな湖岸でおりて湖で遊びました。友達と一緒に泳いだり水をかけあったりしてすごく楽しかったです。水上ステーションではとびこみをしました。でも途中で雷がなって急きょ避難することになりました。でもすぐに雷はなくなったので片づけの手伝いをしました。片づけは大変だったけどすごくおもしろかったです。
今回も夏のいい思い出ができました。私は中学生では今回が最後の参加でした。来年は高校生としてこのキャンプに参加したいです。
最後に、東海交通遺児を励ます会のみなさん、本当にありがとうございました。