公益活動

　昨年に続き今年も「非常災害時 保安機材供出訓練」を県内を6箇所のブロックに分け、ブロックごとに行いました。
　訓練は各ブロックとも、「東海地方を震源とする大型地震が発生したことにより土砂災害が発生、愛知県各建設事務所の維持課防災グループより要請を受け被災現場まで保安機材を搬送設置し、必要な対策を講じる。」というもので、「カラーコーン､コーンバーを使い土砂災害現場を囲い、二次災害防止のため通行止めの看板を設置し、必要に応じて被害の拡大を防ぐ目的で、ブルーシートと土嚢で現場を保守する」という内容で行われました。参加会員は、猛暑の中、非常に真剣な態度でキビキビとした動作で訓練を行っていく姿を、防災グループの担当者の皆様に視察していただきました。
　阪神大震災をはじめ新潟中越地震、岩手・宮城内陸地震、等日本国内で起きた大型地震、海外ではスマトラ沖地震、中国四川大地震等の被害を目の当たりにし防災意識の高まる中、このような訓練の意義と必要性を再確認するとともに、当協会で何ができるのか、どのように社会貢献していけるのか考えていく必要性を感じました。

訓練の流れ

担　　　当	→	作業内容（各ブロック共通）
県防災グループ	→	地区担当幹事へ出動要請
地区担当幹事	→	連絡及び召集
緊急時出動班	→	備蓄基地出発
緊急時出動班	→	被災地到着
緊急時出動班	→	作業開始
緊急時出動班	→	作業完了
出動班班長	→	県防災担当へ完了報告

非常災害時保安機材供出訓練　報告書

実施 年月日	7月16日 （水）	7月23日 （水）	8月4日 （月）	8月5日 （火）	8月5日 （火）	8月5日 （水）	計
実施地区	知 多	豊田加茂	東三河・ 新城設楽	西三河・ 知立	海部・ 一宮	尾　張
報告書作成者	甲村一夫	野村 義彦	前山 達彦	本多 徹	加藤淳一	成田　聡
実施場所	美松工業 資材置場	森工業（有）事務所	柴田興業 資材置場	大伸建設（株）資材置場	加藤建設 資材置場	（株）東亜製作所
参加人数（人）	10	8	10	9	15	7	59
搬出機材	－	－	－	－	－	－	－
カラーコーン（本）	30	15	14	30	30	14	133
コーンバー（本）	30	16	13	30	30	13	132
ブルーシート（枚）	0	5	3	2	10	1	21
立入禁止看板（枚）	2	2	2	2	2	2	12
通行止看板（枚）	2	2	2	2	2	0	10
土嚢袋（枚）	4	50	10	10	100	10	184

「非常災害時 保安機材供出訓練」の様子